春麗†

公式サイト†

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/chunli.html

ストーリー†

華麗な脚技で闘う元・ICPOの捜査官。
黒い月事件の被害者だったリーフェンの保護者。
宿願だったシャドルー壊滅を果たし、
現在はカンフー教室を開いて街の人々と親しんでいる。

プロフィール†

Hate:犯罪、はっきりしない人
Likes:休日、リーフェンと買い物
Height:169cm
Weight:秘密♡

概要†

• タイプ：スピード
• 間合い：ミドルレンジ
• 操作難易度：ハード

リュウ・ケンに次いでストリートファイター及び格闘ゲームの歴史を象徴するに等しい、Ms.ファイティングゲーム。
中国拳法の達人であり、脚線美から放たれるキレ味の鋭い蹴り技を最大の武器とする。

全キャラクター中でもトップクラスの速さを誇る前後歩行速度（後ろ歩き速度は全キャラ中最速、前歩き速度は最速のキンバリー・キャミィに劣る3位だがごくわずかの差）を持ち、細かい間合い管理を得意とするスピードキャラ。
更に通常技にはリーチ・硬直に秀でた優秀な牽制技を持ち、いわゆる地上戦・通常技の差し合いにおいて強さを発揮する。
通常技の優秀さに加えて飛び道具の気功拳も兼ね備え、地上からの接近を阻みつつじわじわと相手の体力を奪っていく事ができる。

本作では対空技である天昇脚が復活を果たし、不安要素だった対空性能がカバーされている。
更に本作からの新技である「行雲流水」はいわゆる構え技であり、この技を経て繰り出せる派生技の数々でバリエーション豊かな攻めやコンボを仕掛ける事も可能。

また、SA2「鳳翼扇」の高性能さも春麗のポテンシャルを支えている。
発生前の無敵とリーチの長さを活かして弾抜けや反撃といったSAの基本用途に使える上、若干低い威力は命中後にジャンプキャンセルからの空中追撃で補える。
この空中追撃で珍しくSAゲージを再回収可能という仕様も重なり、SAゲージを効率よく回してSAを発動する回数を増やしやすいという特長がある。

リスクを抑えて立ち回る分には卓越した強さを発揮するが、その一方で力押しする能力は控えめに調整されている。
ガードさせて有利となる技はリーチのない立ち中Pだけで、一度のチャンスで有利状況を維持したまま一方的に倒しきるといった戦略は取りづらくなっている。
更にジャンプが若干遅く、前ジャンプ攻撃が他キャラ以上に見切られやすかったり垂直Jで凌ぎにくかったりする。前方ダッシュやドライブラッシュが他キャラクターと比較して特段早くはない点も力押しのしづらさに拍車をかける。
相手に読まれないよう丁寧かつ繊細な技振りを心がけつつ、焦れて突っ込んできた相手には的確なお仕置きを決め、相手にペースを掴ませないまま勝ち切っていくことを心がけよう。

「行雲流水」を用いた自由度の高いコンボパーツのお陰で、コンボ火力は十分に高い。特に仙風やSA2「鳳翼扇」を絡めた空中コンボの火力は唯一無二と言っても過言ではなく、他キャラクターにはない場面からでも大ダメージを与えられる機会は少なくない。
が、そのようなコンボを決めるにはテクニカルかつ独自の操作を高速でこなさなければならず上、カウンターやDラッシュの有無で使用するパーツが細かく変化するためコンボ判断が他キャラクター以上に難解。
これに加えて必殺技コマンドのバリエーションが多く、かつ多くの技をコンボで使い分ける機会がある。そしてモダンタイプのアシストコンボがすべて使い勝手の悪いものしかなく、
最適なコンボを決める操作技術、そしてそれらを状況に応じて適切に使い分ける判断力が求められるのも、このキャラクターを扱いきることが難しい理由の一つである。

総括して、俗に言う「綺麗系」のプレイスタイルを取れてこそなキャラクター。
決してお手軽に勝てるタイプではないが、様々な状況に対応するトレーニングを積み重ね、上達すればするほど底の見えないポテンシャルを引き出せるようになってくる。
勝つためにはまさに中国拳法の使い手に相応しく、「功夫」を惜しまないプレイヤーにこそオススメしたい。

長所†

• 素早い歩行速度と長いリーチの通常技により、地上戦・差し合いを得意とする。
• 離れた相手には弾速の遅い飛び道具である気功拳を盾に接近し、地上の強さを嫌がってジャンプした相手は天昇脚を始めとした対空で落とす戦術がシンプルかつ強力。
• SA2の『鳳翼扇』が非常に強力な突進能力・SA2としては比較的少なめの無敵持ちで、様々な技に見てから確反を取れる。
• 弾抜けのできる中段奇襲技・覇山蹴、空中軌道変化もできるコンボ技の空中百裂脚、構えから下段(+中段)や・コンボ始動など様々な派生技を繰り出せる行雲流水などを持ち、動きの幅が広い。
• 優秀な小技、発生が早くリーチも長い中足、投げに対してリスクを負わせられる低空百裂、完全無敵技のOD版天翔脚など、守りの手段が多い。

短所†

• 全体的に攻めを継続するのが難しい。
  • ドライブラッシュなしでガードさせて硬直差有利を取れる技はリーチの短い立中Pだけ。
  • 入れ込める必殺技もほとんどない
  • 投げた後は再度投げを埋める事が不可能。
• ジャンプが緩やかかつ、ジャンプ攻撃も際立って下方向に判定の強い技はない。空中百裂脚があるとはいえ、飛び込みやジャンプ逃げは不得手。
• ヒット確認が重要な上、溜め操作や構えからの派生、空中コンボなど、操作難度の高い要素が多く、性能を引き出すには他キャラクター以上の熟練・練習量を要する。

モダンタイプの特徴†

• 使用不能技：立ち中K、立ち強K、3強P(水蓮掌)、3強K(鶴脚落)、構えP派生各種、ジャンプ弱K、ジャンプ中P、ジャンプ強P
  • しゃがみ弱Pはしゃがみ弱Kからの派生でのみ使用可能(立弱→下弱でも派生可能)。
• アシストボタン+攻撃割り当て
  • A+弱攻撃=立ち弱K、A+中攻撃=しゃがみ中P、A+強攻撃=しゃがみ強P(2強と同じ)
• 必殺技ボタン割り当て
  • N+SP=中版百裂脚、6+SP=強版天昇脚、4(タメ)+SP＝強版気功拳、2+SP=中版覇山蹴
    • 覇山蹴はワンボタン版のみ。弱・強版が使用不能。

• 長所
  • ワンボタンと相性の良い技が多い。
    • 対空無敵の天昇脚は22K(実際は5252K)という咄嗟の入力が難しいコマンドだがモダンではワンボタンで出せるため、昇龍対空のしやすさが段違いに簡単。
    • 鳳翼扇はSA2ながら完全無敵がある上に突進距離も長いため、ワンボタンだと弾抜けが非常に容易。
      覇山蹴はそこまで強力な弾無敵ではないものの、ワンボタン化によりクラシックよりは弾抜けをやりやすい。
    • 最速空中百裂がかなり簡単に出せる。バクステが遅い春麗はこれを使いこなせないと投げ埋めに対してリターンが取れないため重要。
  • 構え(行雲流水)を使うコンボがクラシックよりも簡単になる。
    • 構えはコンボで使う場合は基本的にK派生で使うため、クラシックでは214P→Kと入力する必要があり構え中の入力猶予も短いのでかなり難易度が高い。
      一方モダンでは攻撃ボタンが三種しかないため、構え発動とK派生が同じボタンに統一されている。
      なので214から同一ボタンを連打しているだけで構えK派生まで出すことが出来、押し間違えや入力遅れなどが発生する心配がほとんど無い。

• 短所
  • 強力な通常技が複数使えなくなってしまう。
    • 無くても問題がほぼ無いと言える技が構え中Pとジャンプ弱Kぐらいしかない。
      立ち中K・強Kは通常対空技として非常に優秀。モダンにはワンボタン天昇脚があるものの、強天昇は対空無敵技としては発生が遅くすかし飛びに弱いという欠点がある。
      
    • ジャンプ中P・強Pは空中コンボの要となるパーツ。後者は特にSAゲージ回収量に大きく響く。
      このため鳳翼扇後のゲージ回収効率がクラシックと比べてかなり悪く、結果的にワンボタン鳳翼扇自体の価値が落ちてしまっている。
      加えて5F詐欺飛びも消失している。6F詐欺飛びは5F昇龍に弱い上に、5F詐欺飛びと比べるとコンボルートがかなり限られている。
    • 構えP派生がないため、構え弱Pでの隙潰し+暴れ潰しや構え強Pでの中段起き攻めが使用不能。特殊技の中段技2種も無いので崩し手段に乏しい。
  • アシストコンボがすべて使いものにならない。
    • 弱アシストコンボは立ち弱K→弱百裂。立ち弱Kは唯一中百裂が繋がる小技なのになぜか弱版。しかも自動ヒット確認すらないため使うメリットが全く無い。
    • 中アシストコンボはしゃがみ中P→OD百裂→SA2(鳳翼扇)→ジャンプ中P→空中強百裂。ガードされた時にSA2は漏れないがOD百裂までは出てしまうため近距離で3F不利。
      鳳翼扇後のコンボもダメージこそ僅かに高いが状況が悪く、自力で鷹爪脚2回からの強百裂に繋げる方が優秀であるため、こちらも使うメリットが全くない。そもそもSA2はワンボタン弾抜け等で使いたい。
      ちなみにジャンプ中Pはこのアシストコンボでのみモダンでも出せるが、繰り出す位置が高すぎるためクラシックのように「再度ジャンプ→鷹爪脚」というコンボは出来ず活用方法すらない。
    • 強アシストコンボはしゃがみ強P→構え強K派生→SA3(蒼天乱華)。実はしゃがみ強Pから直接SA3(コマンド発動版)に繋げた方がダメージが100高い。
      一応、インパクト確定時や無敵技ガード時などの咄嗟の時に構え強K派生→ジャンプキャンセルからの鷹爪脚コンボでまとまったダメージは出せるため、弱・中アシストコンボよりはまだマシだが・・・。
  • モダンでもコンボが難しい。
    • クラシックよりはマシになるとはいえ、コンボの難易度の高さはモダンタイプを選んでも全キャラ中トップクラスのままであることに変わりはない。
      コンボにおいて構えの214強コマンドがほぼ必須であり、ワンボタン必殺技もコンボではほぼ強天昇ぐらいしか使わないため楽を出来る部分がほとんど無い。
      アシストコンボもすべて弱いため「とりあえずこれを使えばいい」という手軽なコンボがなく、初心者にはハードルが非常に高い。
    • それどころか春麗の主要コンボである「立ち中P→しゃがみ中P→中スピニングバードキック」というコンボに至ってはクラシックよりも難しいという大きな欠点を抱えている。
      クラシックでは「中P(直後に2入力)→2中P→8中K」という入力だが、モダンだと「中(直後に2入力)→アシスト+2中→アシストボタンを離してから8中」という入力になり使うボタンが増える。
      そして中スピバを出す時にアシストボタンを押したままだとアシストコンボが優先されてしまいOD百裂が漏れてしまう。
      このため、このコンボに関してのみ断然クラシックのほうが簡単。このコンボが出来ないと最速空中百裂も活きないため習得必須。
    • 細かい部分ではあるが、構えからの気功拳とスピバの撃ち分けがクラシックより難しい。
      構えまで入れ込んでガードされていたら気功拳・ヒットしていたらスピバというコンボが一部あるが、クラシックでは19まで入れ込んでPとKで撃ち分けが可能。
      しかしモダンでこの入力を行うとスピバが優先されてしまうためキッチリ8と6で入力を分ける必要がある。

総括してクラシックと比較すると崩し・コンボ性能(ダメージ・SAゲージ回収率・起き攻め状況の全て)が大幅に下がるというデメリットがある。 天昇脚・空中百裂脚・鳳翼扇を手軽に出せるメリットをどこまで大きく活かせるかにモダン春麗の真価が懸かっている。

コマンド表†

簡易コマンド一覧

技解説†

通常技†

• 立ち弱P
  目の前を突く。
  • 発生が早く、隙も小さく、リーチも長く、キャンセルもかかると非常に優秀な小技。
  • 2024年2月のアップデートで2～8Fの腕と足部分のやられ判定を拡大される弱体化を受けた。

• 立ち弱K
  足元を軽く蹴る。モダンタイプではアシストボタン+弱攻撃で使用可能。
  • リーチの長い小技、牽制で使う他、立ち弱Pから繋ぐコンボに使用する。

• 屈弱P
  しゃがんだまま軽い裏拳を放つ。モダンタイプでは屈弱からの連打キャンセルのみ使用可能。
  • ガードさせて-2、ドライブラッシュから出すと+2なので密着状態で+2の状況を作りやすい。

• 屈弱K
  しゃがんだまま足元を軽く蹴る。
  • キャンセルが可能という、小足にしては珍しい特徴を持つ技。

• 立ち中P
  目の前を肘うち。
  • 発生5Fでガードさせて有利、ヒットしていればそのままコンボにいける優秀な固め技。
  • そのぶんリーチはかなり短め。また、追突拳という技がある関係でキーを一旦ニュートラルに戻さないとこの技を出せない（溜めを解除する必要がある）のには注意。

• 立ち中K
  ハイキック。モダンタイプでは使用不可能。
  • 見た目通り対空になる。

• 屈中P
  しゃがんだままストレート。モダンタイプではアシストボタン+中攻撃で使用可能。
  • 立ち中パンからのコンボの繋ぎに。手の先のやられ判定が無いので置き技として優秀。

• 屈中K
  回転足払い。
  • 発生が早く、リーチが長い下段技。牽制、後ろ歩き読みのガード崩し、シミー読みの暴れと多様な使い道がある便利な技。

• 立ち強P
  踏み込みながらパンチ。
  • リーチが長いが、ガードされると-4なのでめり込むと小技から反撃されてしまう。密着ガード後、行雲流水～派生Pが連続ガードとなる。

• 立ち強K
  回転を加えたハイキック。モダンタイプでは使用不可能。
  • しゃがみに当たらないが、リーチが非常に長い。遠い間合いでの対空や差し返しなどに使うことができる。
  • 対空に使った場合、相手が吹き飛びダウンするため追撃が可能。下記する仙風と組み合わせた空中コンボは高ダメージのパーツであり、できると強力。

• 屈強P
  両手を振り回す。
  • 2段技なので単発確認が容易。かつガードされても硬直差-3で済み、そこから行雲流水からの派生技を用いれば暴れつぶしも仕掛けられる。

• 屈強K(元伝暗殺蹴)
  片手を軸にしながら足を前方に突き出す。ファンからの通称は「元キック」。
  • 全体Fの短さもさることながら、ガードさせて-7と大足にしては硬直差が短い。先端当てをすれば反撃は少ないし、DRから出すとガードされても確定反撃を受けない(-3F)。
  • 春麗自身のDRはそこまで早いわけでは無いが、踏み込みを合わせたリーチと受け身不可のリターンを考えればラッシュ大足に反確無しは破格と言える。

• ジャンプ弱P
  

• ジャンプ弱K
  モダンタイプでは使用不可能。

• ジャンプ中P
  回転を加えた裏拳。モダンタイプでは使用不可能。
  • 空中追撃属性あり。主には空中コンボに使う。

• ジャンプ中K
  飛び蹴り。
  • めくり判定あり。

• ジャンプ強P
  正面にパンチ。モダンタイプでは使用不可能。
  • 特殊技の鷹嘴連拳への起点となる技。

• ジャンプ強K
  斜め下を蹴りつける。
  • 飛び込みのメイン技。

投げ技†

• 前投げ
  相手の背中を抱え、前方へ投げ飛ばす。
  • 画面端で投げても、相手の起き上がりに投げを埋めること（いわゆる柔道）はできない。
  • 打撃を埋める事は可能。打撃埋めで相手の起き上がり行動に抑止をかけつつ、歩行速度の速さを活かしてぬるっと踏み込みながら再度投げてしまおう。

• 後ろ投げ
  相手の体を縦に回しながら背後へ放り投げる。
  • 後ろ受け身を取られると距離が離れる上に有利Fも少ないため、基本的には位置入れ替え用。画面端に追い詰められた時などに使う。
  • 実はその場受け身の相手に対しては投げを埋めることが出来る。
    パニカン投げ(後ろ受け身不可)が確定している場面でなおかつ相手が端から遠い時には後ろ投げで起き攻めに行こう。
    画面端から入れ替えた時にももちろん投げ埋めが可能。

特殊技†

• 追突拳(4 or 6中P)
  踏み込みながら手刀を突き出す。
  • 発生・リーチ・硬直が高水準に揃った、春麗お馴染みの牽制技。
  • 頑張れば単発確認も可能なくらいキャンセル猶予も長め。当たった時のみドライブラッシュにキャンセルできると非常に活きる。

• 発勁(4強P)
  目前に両掌で掌底を放つ。
  • リーチは短いものの、そこそこの発生と様々な技がキャンセルで繋がる点を活かしてコンボパーツとしての出番が多い技。
  • 判定が強め。起き技として優秀な2中Pと比べると前方リーチが短く発生もやや劣るが、下方範囲は広く持続も勝る。
    生ラッシュを止める運用ではこちらの方が安定する場面が多い。

• 水蓮掌(3強P)
  
  • 中段技。モダンタイプでは使用不可能。

• 翼旋脚(6強K)
  浮き上がりながら回し蹴り。
  • 見た目通り空中判定になっていて、下段技をよけながら攻撃できる。
  • パニカンすると膝崩れダウンになるのが大きな特徴。全体動作が大きく立ち回りで振るのはややリスキーだが、空中判定を活かし投げへの裏択として決められると大きなリターンを奪える。

• 鶴脚落(3強K)
  高く前方宙返りし、相手の後頭部を狙って踏みつける。モダンタイプでは使用不可能。
  • 見た目通りめくりが狙えるうえに、出した時点で相手は後ろ歩きができなくなる（影縫い対応）技。代わりに正面に対する判定はないので、位置調節には注意。
  • ドライブラッシュと組み合わせるとトリッキーな攻めの起点にすることが可能。

• 鷹爪脚(ジャンプ中に2中K)
  相手を踏みつけ、自分が飛び上がる。通称「踏み」。
  • ヒットした場合、3回まで同じ技に派生可能。そのあとに他のジャンプ攻撃も出せるし必殺技キャンセルも可能(空中百裂脚と空中気功掌のみ)。
    3回目を当てると相手が一気に地面まで吹き飛ぶため、他の技に繋げる場合は二回目で止めよう。ただし空中気功掌のみ3回目からのキャンセルで拾うことが出来る。
  • 勘違いする人が多いが、ジャンプ攻撃ではあるものの上段技なので注意。ジャンプ攻撃から崩したい場合は他の技を使おう。

• 三角飛び(ジャンプ中に壁付近で9)
  壁を蹴って斜めに飛び上がる。
  • 主には画面端からの脱出や対空ずらしに使う。ただし、春麗のそもそものジャンプが緩やかで見切られやすいため過信は禁物。

• 鷹嘴連拳(ジャンプ中に強P→強P)
  空中でパンチの2連撃。
  • 空中ヒットさせると相手を吹き飛ばし、ダウンさせることが可能。
  • 主には鷹爪脚から派生させてのコンボパーツに使う。

• 行雲流水(214P)
  胡坐のように足を組んでしゃがむ。
  • 必殺技キャンセル不可なものも含めて様々な通常技から特殊キャンセルがかかる。
  • 下記する派生技に移行可能。その殆どが必殺技キャンセル可能のため、通常技→行雲流水派生技→必殺技～といった構成が春麗のコンボの基本となる。
    • 加えて派生技からキャンセルする場合に限り、気功拳とスピニングバードキックのコマンド溜めが不要となる。

• 蘭華 (行雲流水中に弱P)
  しゃがんだまま両掌で軽く掌底。モダンタイプでは使用不可能。
  • 行雲流水からの派生技の中では発生が早く、暴れ潰しに適した技。
  • リーチが非常に短いためコンボ用としてはほぼ使えない。

• 這蛇突(行雲流水中に中P)
  相手の足元に拳を突き出しながら前方へ滑る。ファンからの通称は「猫パン」。モダンタイプでは使用不可能。
  • キャンセル不可の下段ダウン技。姿勢が低いため弾をくぐることが出来るが、構えを挟むので発生が遅い上にそこまでリーチが長くないため見てからでは間に合わない。

• 蓮掌(行雲流水中に強P)
  両手で流れるような手刀の2連撃。モダンタイプでは使用不可能。
  • 中段技。キャンセルも可能なので、ガード崩し兼コンボの始動として強力。
  • 主には画面端での起き攻めに使う。

• 前突(行雲流水中に弱K)
  寝転がったような姿勢から足先で小突く。
  • 発勁通常ヒットから繋がり、そのまま中スピニングバードキックなどに繋げていける便利なコンボパーツ。

• 仙風(行雲流水中に中K)
  しゃがんだ姿勢から跳ねるように足を突き出す。『3rd』の大足に近いモーション。
  • 前突の発生を遅くした代わりにダメージやヒット硬直を増加させたような技。最速再入力で構え派生技になる。
  • 立ち強Kから繋がる他、ラッシュ発勁orしゃがみ強Pからも繋がる。空中やられの相手を拾うことが可能なので対空からのコンボパーツにも使う。

• 天空脚(行雲流水中に強K)
  相手を高く打ち上げるハイキック。
  • ヒット時のみ、前ジャンプでキャンセル可能。空中コンボの起点となる技。
  • 発勁やしゃがみ強Pから繋がるが、リーチが短くコンボルートによってはしゃがみ食らいでないと届かない場合がある。
  • この技は必殺技ではキャンセル出来ない。ガードされると前ジャンプキャンセルも出来ず、至近距離で-9を背負うことになるため注意。

必殺技†

• 気功拳 (4溜め6P)
  気の塊を掌から発射する。
  • 弱版は弾速が遅い代わりに長く画面に残るため、これを盾にしつつ春麗本体で踏み込んでいくのが強力。
  • 強版は画面から消えるのが早いが、弾速が早く見切られにくい。特に弱版に慣れた相手に対して繰り出すと命中しやすい。
  • 中盤は飛距離・弾速度ともに弱と強の中間程度。
    ちなみに弱・中・強共通で相手と密着だとヒットしても春麗側がマイナスであり、ガードで大幅不利なのでコンボからの隙潰しには使いづらい。 弾が消えるエフェクト故に射程が分かりづらい事を利用し、射程ギリギリでの遠距離牽制に使うのが無難。
  • OD版は2段技となり、通常版の飛び道具を貫通する。2ヒットするぶん硬直差も良くなり、密着からでもガードで五分・ヒットで+5。
    2ゲージ使うものの、ガードされても構えなどの隙潰しをしつつ状況によってはここから更に追撃も可能。

• 百裂脚 (236K)
  目にもとまらぬ速さで蹴りまくる、春麗の代名詞。
  • 主な使い道はコンボパーツ。
  • 弱版は発生が速く、小技からでも安定して繋がる。命中してもダウンは取れない。
    必殺技としては発生が早く、通常攻撃よりもリーチがやや長いため確定反撃に使える場面もある。パニカン時は+7で中足が繋がる
  • 強版は発生が遅いものの、ヒットすると相手が吹き飛びダウンする（画面端なら追撃可能）。ガードされても-3で済むため連係で繰り出すのも悪くない。
  • OD版は弱と同じ発生・ダメージだが後述の百裂連脚に繋ぐことが可能。また、SA2でもキャンセルが可能になる。
    発生が弱と同じなのでこちらも確定反撃に使える。パニカン+7なのも同様。僅かではあるが弱よりも踏み込みが長いため、OD版でのみ確反が可能な技も。

• 百裂連脚 (OD百裂脚ガードorヒット後にKK) OD版百裂脚の後、トドメの飛び蹴りを放つ。
  • Dゲージを消費せずに出せる。相手にヒットしていた時は忘れずに派生させよう。

• 空中百裂脚(垂直or前ジャンプ中に236K）
  空中で百裂脚。
  • 空中での軌道に変化を与えられるため、対空ずらしに使える。
  • 弱版はジャンプから最速で出すと投げを狩ることが可能。バクステ(最速組)と違って+4Fの投げ埋めにも確定反撃を取れるため非常に強力。
  • 2024年2月のアップデートで20％の始動補正追加という弱体化を受けた。

• スピニングバードキック (2溜め8K)
  開脚してヘリコプターのように回転しながら回転キックを放つ。
  • ダメージの高さ故、コンボパーツとして活躍。
  • OD版ヒット時は追撃が可能となっており、コンボダメージアップが見込める。
    従来の作品と違って無敵はないので注意。

• 覇山蹴 (214K)
  飛び上がりながら開脚蹴りを放つ。
  • 中段属性。
  • 主には早い段階から飛び道具無敵がある点を活かし、弾抜けとして用いる。
  • 中・強版はガードされても反撃は受けないが、発生前を殴られる可能性はあるので注意。
  • 強版は通常ヒットで+6であるためそこからコンボに行けるが、弱と中はカウンター以上を取らないと何も繋がらない(弱はパニカンのみ)。
    踏み込む距離も短めなので、見てから間に合う距離だとカウンターヒットしたとしても攻撃が届かないことも多い。
  • OD版はきりもみ回転ダウン。天昇脚やSAなど一部の技でのみ追撃が可能。
    発生が中版よりも若干早い上に弾無敵時間が長く、発生直前に無敵が切れる通常版とは異なり攻撃判定が終わるまで無敵が続くため弾と噛み合っても潰されない。
    

• 天昇脚 (22K)
  飛び上がりながら連続で蹴り上げる。
  • 対空無敵技。春麗の地上の強さ故に相手は飛びたくなるため、これで迎撃してダメージに繋げていこう。
  • 22（正確には5252）という、地味ながらクセの強いコマンドであることにだけは注意。昇龍拳と違って簡易コマンドが存在しないため入力に誤魔化しが利かず、咄嗟に出すのは意外と難しい。

スーパーアーツ†

• 気功掌(236236P、ジャンプ中でも可)
  巨大な気の塊を放つ。空中でも使用可能。
  • コンボの〆に使ってコンボダメージの底上げ、打撃+投げ無敵を活かした切り返しに使う。空中版は無敵が(暗転時1F以外)無いがダメージが100高い。
  • 弾属性であるため打撃+投げ無敵の技に対して強く、相手のSA1で暗転返しされても撃ち勝てる。
    
  • SA1の中ではダメージが最も低い。最低保証で撃つと510ダメージしか出ないため、SA以外でも追撃可能な場面で撃つのはかなりコスパが悪い。

• 鳳翼扇(236236K)
  前方に突進しつつ、百裂脚を2回続けて放った後に蹴り上げでトドメ。
  • 最後の蹴り上げ部分ヒット後に上要素を入れれば前方ジャンプでキャンセルし、空中技で追撃可能。
    • コンボに組み込めるSA2でありながら、追撃でSAゲージが回収可能のままになっている。
      威力自体はSA1と同等で低く、空中コンボ難易度も高いが、追撃次第でSAゲージ効率などを改善できる。
  • さらに突進距離がそこそこ長い上に発生直前まで続く完全無敵も兼ね揃えており、切り返しや弾抜け・確定反撃にも活用できる。

• 蒼天乱華(214214K)
  正面にキックを放つ。命中するとロックし、蹴り上げ→浮き上がった相手に手突連打→蹴り上げ→大きく飛んで覇山蹴　といった流れの連続技を決める。
  CA版はトドメで強烈な飛び蹴りを放ち、相手をカメラに激突させる演出に変化。
  • SA3の例に漏れず、主にはリーサルコンボの〆や相手の技を見てから返す際に用いる技。

フレーム†

バージョン1.0001.002の値です。（D: ダウン、HKD: ハードノックダウン）

• 気功拳の硬直差は密着時の値です。

立ち回り†

全キャラ中でもトップクラスの歩行速度は春麗の強みの一つだが、特に後ろ歩きの速さは現時点で全キャラ中トップを誇る。
これを活かして安全な距離まで下がりながら後ろ溜めを作り、弱気功拳を撃っていくのが望ましい。

弱気功拳を撃った後は基本的に前に出て、相手が飛ぶようなら天翔脚などで対空しよう。
ガードやパリィで守りを固めるようなら気功拳を盾にしながらドライブラッシュなどで近づいて近距離での攻めに持ち込むと良い。ただし、春麗はガードさせて硬直差有利、もしくはガードさせた状況的に特段有利になれるような技はほとんどないため深追いは禁物。
ある程度攻めたら再び下がり、弱気功拳を撃つ準備に戻ろう。

相手が弱気功拳を撃たせまいと、積極的に近づいてきたり前ジャンプやドライブラッシュから攻め込んでくるようになったら牽制技や対空技で迎撃したい。

画面端に追い込まれてしまうと強みである後ろ歩きが無力化してしまうため、一気に苦しくなる。
OD版スピニングバードキックを絡めた運びコンボを決めたり、後ろ投げや鶴脚落での位置入れ替えを狙ったりして端に追い詰められない意識は持っておこう。

コンボ†

こちらを参照。

セットプレイ†

キャラ対策†

トライアル†

動画†

メモ†

β版から製品版で変更された箇所†

• 立ち弱P
  • ガード時の硬直差が-2→-3に悪化
• 鶴脚落（3強K）
  • ガード時の硬直差が5→3に悪化
• OD覇山蹴（214KK）
  • ヒット時の硬直差がバウンドダウン 53→52に悪化

コメント†

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