ルーク

編集者注記:この項目は現在、部分的には最新バージョンの内容に更新されていますが、旧バージョンの内容が多く残っています。更新が完了するまではパッチノートやフレーム表のデータと良く照らし合わせてください。

公式サイト

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/luke.html

ストーリー

民間軍事会社のコントラクター。米軍特殊部隊上がりで、
初心者に総合格闘技を指導している。
余暇に楽しむのはスナック菓子とゲーム、格闘。
勝負事となると勝ちは決して譲らない。

プロフィール

Hate:ホラーゲーム
Likes:旅、PCゲーム、変なTシャツ
Height:185cm
Weight:90kg

概要

フルネームはルーク・サリバン*1
民間警備会社「バックラー社」に所属するコントラクターとして、新人ファイターに総合格闘技を指南する教官。
元アメリカ軍特殊部隊員という経歴を持ち、その関係でガイルとは縁がある。

「ストリートファイターの未来を担う重要なキャラクター」といった触れ込みで先行参戦を果たした、前作『スト5』における最後の追加キャラクター。
公式からの説明こそない*2ながら、ゲームソフトのパッケージ絵とキャラクター選択画面の1P側初期カーソルを飾り、WORLD TOURモードは必ずルークのスタイル・モダンタイプからスタートするなど、「本作の顔・基礎スタイル」といった扱いを受ける実質的な新主人公。

その立ち位置を反映させたかのごとく、外見や性格設定がストリートファイターのキャラクターとしては比較的クセが少なく親しみやすい人物像に仕上げられており、性能面も通常技・必殺技に一通り揃ったバランスの良い技構成を持つ。

通常技には前進しながら繰り出す技が多く、発生・リーチなどの基本性能は良好。中でも立ち中Pは抜群のリーチに加えて連打で特殊技「スナップバックコンボ」になる優れもの。
必殺技の「サンドブラスト」は弱・中・強でそれぞれ発生・硬直・射程距離が変化するという性質を持つ飛び道具であり、いずれも弾速は非常に早く目で見切ることはほぼ不可能。
これらを軸とした地対地の牽制能力が非常に高く、それに堪らずジャンプした相手を対空技の「ライジングアッパー」で打ち落としたり、前ステップなどで強引に至近距離まで踏み込むことで解決しようとした相手にしゃがみ弱Pやしゃがみ中Pを合わせて迎撃したりといった攻防一体の立ち回りが可能。

そして、ルークならではの特色として「フラッシュナックル」の説明は外せない。
こちらはボタンホールドで溜めが可能な打撃技であり、かつ溜め開始から17~20F目にボタンを離すと「ジャスト入力版」を繰り出す事ができる。
普通の溜め版を使ったコンボルートも存在するが、このジャスト入力版を自在に繰り出せるようになると、火力・運びなどが非常に強力な応用コンボのルートが開ける。
コンボの運び性能の高さは画面端で投げ重ねをループする起き攻め(いわゆる柔道)が可能であることとのシナジーも良く、ワンチャンスあれば一気に端に押し込んでそのまま攻め倒してしまえる。

弱点らしい弱点はないハイスタンダードキャラだが、強いて言うなら中~遠距離で相手を誘導する手段にはそこまで恵まれていない点が挙げられる。
他キャラクターのように自身を強化する技や設置物を作り出す技は特に持っていない。従って、これらの技を使われまいとするプレッシャーを利用して相手の立ち回りをコントロールしたり、(状況作りを完了させてから)局所的な爆発力を発揮したりといったゲームメイクにはそこまで期待できない。
また、飛び道具のサンドブラストはその余りの速さ故に持続がかなり短く、波動拳のように敢えて速度の遅い弾をガードさせて硬直差有利を作り出す(次の弾を有利状況から繰り出す)といった芸当はできない。
そのため、このサンドブラスト自体を直接的なリターンに繋げていく事はできず、形勢を動かすにはどこかでルーク本体で攻める必要性が生まれてくる。

その他、弱点というよりは操作難度の話になってくるが、強力なコンボを決めるには各種フラッシュナックルの猶予3Fのジャスト離しを正確に繰り出す技術とリズム感が要求されるため、性能を最大限引き出そうとすると地道かつ継続した練習を避けては通れない。
そもそもジャスト離しはPCオフライン対戦では処理落ち・オンライン対戦では通信ラグによって精度が落ちやすく、どちらであっても会場で使用されるモニター・使用ハードのスペックや設定に左右される可能性があると一筋縄ではいかない高難易度要素である。
この点はモダンタイプでも等しくのしかかるばかりか、アシストコンボがどれも燃費が悪い(ダメージ量の割にドライブゲージの消費が激しい)ため、否が応でも手動コンボの習得を強いられるシビアな一面がある。

2023年度は誰もが認める最上位キャラとして、まさに競技シーンにおいても「主人公」と呼ぶに相応しい存在感を放ってきたキャラクターであったが、
2024年5月22日のアップデート以降は通常技への多くの下方修正によりルークの長所であったコンボ火力や牽制のリーチが失われ、幅広い技術を満遍なく取り揃えて相手の動きに対応するスタンダードキャラとしてはかなり辛い立場に置かれてしまっている。
ただ、クセが少なくとっつきやすい基本性能やドライブシステムの仕組みを学ぶに相応しい技構成、やり込みによって引き出される要素の豊富さはまだまだ健在であり、このゲームの入門としてオススメできるキャラクターの一人であることは変わらない。

長所

短所

モダンタイプの特徴

コマンド表

簡易コマンド一覧

技解説

通常技

投げ技

特殊技

必殺技

スーパーアーツ

フレーム

バージョン1.0001.0002の値です。(D: ダウン、HKD: ハードノックダウン)

CコマンドMコマンドダメージ発生持続全体ガードヒットカウンターパニッシュキャンセル備考
通常技
弱P弱P3007219
(22)
-3246かっこは空振り時の全体フレーム
中P中P6009428-3246×
強P強P80010335-6-113
弱K弱K3005218-2357
中K中K7007326
(29)
-3135×かっこは空振り時またはアーマーヒット時の全体フレーム
強K強K90010632-524吹D (49)吹き飛びダウン
しゃがみ弱Pしゃがみ中に弱P3004215-2468
しゃがみ中Pしゃがみ中に中P60062211579
しゃがみ強Pしゃがみ中に強P8007535-13135
しゃがみ弱Kしゃがみ中に弱K2005319-5-113連打下段
しゃがみ中Kしゃがみ中に中K5008329-6-202下段
しゃがみ強K
(トレンチブレイク)
しゃがみ中に強K90010336
(39)
-9HKD (28)HKD (44)×下段。
かっこは空振り時の全体フレーム
ジャンプ弱P前後ジャンプ中に弱P30059-----×中段
ジャンプ中P前後ジャンプ中に中P70094-----前Jのみ中段
ジャンプ強P前後ジャンプ中に強P80096-----×中段
ジャンプ弱K前後ジャンプ中に弱K30066-----×中段
ジャンプ中K前後ジャンプ中に中K50076-----×中段
ジャンプ強K前後ジャンプ中に強K800106-----×中段
垂直ジャンプ弱P垂直ジャンプ中に弱P30059-----×中段
垂直ジャンプ中P垂直ジャンプ中に中P70094-----×中段
垂直ジャンプ強P垂直ジャンプ中に強P80096-----×中段
垂直ジャンプ弱K垂直ジャンプ中に弱K30066-----×中段
垂直ジャンプ中K垂直ジャンプ中に中K50076-----×中段
垂直ジャンプ強K垂直ジャンプ中に強K800106-----×中段
特殊技
ローハイド6中P6中60021243-3246×中段
サプレッサー4強P4強80016338-3357
アウトローキック4強K100012436
(39)
-54619×かっこは空振り時またはヒット時の全体フレーム
ダブルインパクト 1段止め6強P80016333
(37)
-3357×かっこは空振り時の全体フレーム
ダブルインパクト6強P→6強P60011246-19D (20)×
トリプルインパクト 2段止め弱P→中P3208431-9-2×
トリプルインパクト弱P→中P→強P42010339-14D (27)
ノーズブレイカー2中K→2強P4809336-81×
スナップバックコンボ 2段止め中P→中P中中30012236-80×
スナップバックコンボ 3段止め中P→中P→中P中中中24011241-14-6×
スナップバックコンボ中P→中P→中P→中P中中中中35011239-12D (33)×
投げ
スウィーパー弱P弱K弱+中120053125-D (19)HKD (19)×空振り時全体30F
スクラッパー4弱P弱K4+弱+中120053139-D (14)HKD (14)×空振り時全体30F
必殺技
サンドブラスト 弱236弱P60014-47-8-3-11SA3
サンドブラスト 中236中P60017-47-5024SA3
サンドブラスト 強236強P60020-47-2357SA3
ODサンドブラスト236PP80016-40-2D (41)SA2/3
フェイタルショットODサンドブラスト後にPP60012-54-21D (48)×
フラッシュナックル 弱214弱P70013346-18吹D (32)SA3吹き飛びダウン
フラッシュナックル 弱溜め214弱Pホールド80026454-8吹D (54)SA3吹き飛びダウン
フラッシュナックル 中214中P90019348-10357SA3
フラッシュナックル 中ジャスト214中Pホールド(ジャスト)110029458-3跳D (67)SA3壁跳ね返りダウン
フラッシュナックル 中溜め214中Pホールド100030459-3跳D (67)SA3壁跳ね返りダウン
フラッシュナックル 強214強P100022345-4D (42)SA3
フラッシュナックル 強溜め214強Pホールド1300334604D (63)SA3
ODフラッシュナックル214PP80015356-22吹D (52)SA2/3吹き飛びダウン
DDTODフラッシュナックルヒット後にPP150011*3161-D (12)×
エアフラッシュナックル垂直or前ジャンプ中に214P700145-----×中段
エアフラッシュナックル 溜め垂直or前ジャンプ中に214Pホールド1000236-----×中段
ODエアフラッシュナックル垂直or前ジャンプ中に214PP1300146-----×中段
アベンジャー236K---45----×
ODアベンジャー236K---45----×4〜36Fアーマー
ノーチェイサーアベンジャー中にP90012737-6D (32)SA3
インパラーアベンジャー中にK120013842
(47)
-8D (35)×中段。かっこは空振り時の全体フレーム
ライジングアッパー 弱623弱P90051048-27D (28)SA3対空無敵
ライジングアッパー 中623中P100061051-29D (28)SA3対空無敵
ライジングアッパー 強623強P120091058-33D (29)SA3対空無敵
ODライジングアッパー623PP140061065-40D (25)SA31〜5F無敵
スラムダンクODライジングアッパーヒット後にPP60016348-D (14)×
SA
バルカンブラスト236236P20006-108-29D (30)×1〜5F打撃無敵
イレイザー214214P280053294-29D (2)×1〜4F無敵。空振り時全体58F
ペイルライダー236236K4000*4104131*5-42HKD (18)×1〜26F無敵。空振り時全体122F

立ち回り

基本的には打撃技の連係が主力なので、差し合い・殴り合いの形に持ち込むのがルークのセオリー。
そうするとルークの通常技の強さ・守りの硬さ故に相手は下がらざるを得ない場面が多くなるため、自然と画面端に追い込む事が可能なはずである。

が、ルーク以上にリーチが長いキャラや接近戦を得意とするキャラも少なからず存在するため、そういったキャラには前ステップや前ジャンプで踏み込んだりサンドブラストでの牽制を軸にじっくり立ち回ったりと、相手によってやることを変えられるのがベスト。

スキあらばドライブラッシュで踏み込み、屈弱Pや屈中Pを起点とした攻め・コンボを仕掛けていきたい。

コンボ

基本コンボ (画面中央)

基本コンボ (画面中央、ドライブラッシュ)

基本コンボ (画面端)

クラシック限定コンボ

その他コンボ

ルーク コンボを参照。

セットプレイ

キャラ対策

ルーク対策

技構成のバランスが良く様々なことができるルークだが、本命はあくまで接近してコンボを狙うことである。
特にフラッシュナックルのジャスト入力版が絡むコンボを受けてしまうと、大ダメージ+大幅に運んで画面端付近での起き攻めが始まるといったケースが多々ある。
優秀な小技や無敵技の存在もあって近距離戦が特に強いキャラクターなので、なるべく距離を取りながら戦いたい。

ルークはジャンプ攻撃の判定がかなり強く(クラシックタイプ専用のジャンプ強Pは特に脅威)、通常技対空しかないキャラで飛び込みを凌ぐことはかなり厳しい。
また、申し訳程度とはいえエアフラッシュナックルでの対空ずらしも一応ある。
対空無敵を持っていれば、それを早めに繰り出すことでルークの飛び込みを落としたい。

ルークを画面端に追い詰めることに成功したら、エアフラッシュナックルの溜め版で反対側に逃げられないように注意。
硬直は着地後までしっかり残っているので、最悪位置を入れ替えられてしまっても着地際を狙ってパニッシュカウンター始動のお仕置きを入れる事は徹底したい。

モダンルーク対策

立ち弱K、立ち中K、ジャンプ強Pがない点で立ち回りに大きな影響が出る。
クラシックルークが相手の場合はこれらを警戒して使いにくかった技や選択肢が、モダンルークには振りやすくなっている可能性があるので技相性を整理しておけると良い。

ルークに限らないが、こちらの動きを見てからワンボタン無敵技を繰り出してくる相手を崩すには「見てからでは返せない択一攻撃とフェイントで揺さぶる(ワンボタン無敵技があろうと人間の反応の限界は超えられない)」という事を意識したい。
無敵技を読んで様子見するか読まずに強気に攻めるかで揺さぶり、ガードに成功した際に最大反撃を決める事を徹底できれば確実に効率の良い読み合いに持ち込める。   また、ワンボタン版は本来のダメージの80%に低下する仕様があり、特に元のダメージの大きいSAについてはコンボフィニッシュでない限りほぼ確実に最終的なダメージ効率に影響してくる。そのため、体力に余裕がある時は反応される事を恐れすぎず普段通りに立ち回るのも重要。
ただし、場合によってはモダンタイプであってもしっかりコマンド版を入力して反応してくる可能性もあるので、そこはクラシックタイプを相手にする時と同様に読みあおう。

トライアル

動画

メモ

β版から製品版で変更された箇所

コメント

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • モダンでも4強Pでサプレッサー出ますよ -- 匿名 2023-08-22 (火) 09:54:49
  • 短所が全然短所じゃないのマジでふざけてるよなこいつ -- 2023-10-04 (水) 21:42:54
お名前:

*1 公式コミック「Days of the Eclipse」より
*2 あくまで「全キャラクターが主人公であり、ルークはその1角に過ぎない」と説明されている。
*3 投げなので本当は3?
*4 体力25%以下で4500
*5 体力25%以下で105

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