ストーリー†
死んだはずのシャドルー総帥、ベガらしき男。
記憶の一部を失っているが、その性は暴虐にして不遜。
サイコパワーに導かれ、シャドルー関連施設に現れる。
プロフィール†
- Hate:無能
- Likes:力
- Height:182cm
- Weight:112kg
- タイプ:パワー
- 間合い:ミドルレンジ
- 操作難易度:ハード
2024年6月26日に実装。
秘密結社・シャドルーの総帥であり、『ストリートファイター』シリーズを代表する悪役にしてボスキャラクター。
前作『ストⅤ』のゼネラルストーリーにて死亡したと思われたが、一部の記憶をなくしながらも生存していた。
悪の支配者たる性格は代わっていないものの、記憶をなくした影響によってか、本作では強者との戦いに飢える格闘家としての一面が強調される形となっている。
前作『ストV』では従来と違った重い動きから繰り出される強力な技が特徴のキャラクターだったが、本作では『ストII』や『ストIV』と似た技構成で、俊敏な動きを持ち味とする奇襲メインのファイターという従来のコンセプトに回帰。
新必殺技のバックフィストコンボ及びそれを命中させた際に発動するサイコマインは前作のVトリガーII(派生技のサイコチャージで設置される爆弾)を連想させる性能をしている等、Vからの要素も一部引き継がれている。
高性能の牽制技、優秀かつ豊富な突進技、非常に優秀なドライブラッシュで相手を翻弄することに長けたキャラクター。
立ち中Kを筆頭とした通常技には、全体的にリーチが長く使いやすいものが多い。
従来では溜め入力を要したダブルニープレスが今作ではコマンド技に変更されており、細かい間合いの取り合いをしながらもダブルニープレスを地上戦に取り入れていくことが可能。
また、ドライブラッシュの性能が速度・移動距離ともに現時点で全キャラ中でも1,2を争うほど優秀であり、中~遠距離からでもドライブラッシュを用いれば一気に攻め込む事が可能。
歩行速度も前歩きが早め(ジェイミー、ブランカと同等)で、後歩きも標準を確保している。
これらのことから、地対地での差し合いでは卓越した強さを発揮する。
本作のベガの大きな特徴として、必殺技のバックフィストコンボを相手に命中させることで相手に「サイコマイン」を埋め込む新要素がある。
このサイコマインは一定時間経過すると爆発を引き起こし、ヒットすると相手を高く打ち上げてベガ本体で追撃が可能。
また、一部の必殺技にはヒット/ガード時にこのサイコマインを誘爆させる性質を持ち、有利状態を維持して攻め継続したり、爆発的なダメージ量を叩き出すことが可能となる。
特に、サイコマインを上手くコンボに活用できた際の凄まじいコンボ火力はマリーザをも凌駕する。
単純なコンボの操作難易度、限定条件の厳しさ、その条件を揃えるための立ち回りは決して簡単とは言えないが、上手くハマれば6000~7000を超えるダメージを与える事も十分可能。
ただしわかりやすい弱点も用意されており、防御・切り返し面は明確に不足している。
対空技はほぼ通常技頼みで、一応対空無敵があるサイコクラッシャーアタックも溜めが必要な上に発生が遅い。
Dリバーサル以外の切り返しについて実用的な無敵技がSA1くらいしかなく、投げに対する固有の逆択技もない(シャドウライズはOD版のみ投げ無敵があるが、ヘッドプレスがコマ投げに確定するのみ)。
飛び道具対策になる技も幾つか持ってはいるが全体的に発生や飛び道具無敵の付与が遅く、「見てから」弾を抜ける手段としては扱いにくいものが多い。
そのため、ベガが得意とする地上戦を封じようと飛び道具を積極的に使ってくる相手に対しては、やや大味な戦い方を強いられがちな一面もある。
現時点ではポテンシャルにはまだまだ未知数な部分も多いが、DLC第2弾の先陣を切るに相応しく強烈な印象を与える玄人向けキャラクターに仕上がっている。
モダンタイプについて†
技解説†
通常技†
- 立ち弱K
軽く膝蹴り。
- 発生4Fでそこそこリーチが長いが、連打キャンセル不可。
- 立/屈弱Pから目押しでつなぐことは可能。
- 屈弱K
しゃがんだまま足元をキック。いわゆる小足。
- 立ち中P
ボディブロー。
- コンボ・暴れ潰しに便利。
- ヒット時は目押しで屈中Pにつながる。
- 立ち中K
ミドルキック。
- リーチが非常に長く牽制技として優秀。キャンセルやコンボは一切ないためインパクトに弱い。
- 屈中P
しゃがんだままストレート。
- 発生が6Fで、中Pにしてはリーチも長い。置き技やコンボのキャンセル基点として活躍する。
- ヒット時にキャンセルラッシュ+4強Kがつながる。
- 屈中K
しゃがんだまま足払い。いわゆる中足。
- 発生8Fでキャンセル可能。ベガの足の速さもあり、相手の後ろ歩きに差し込める機会は少なくない。
- こちらはキャンセルラッシュしても強攻撃に繋がらない。
- 立ち強P
踏み込みながら打ち下ろすパンチ。
- 通常技にしては発生が非常に遅いが、リーチが長い上にガードさせて+1。前作におけるサイコアックスを連想させる技。
- 立ち強K
ハイキック。
- すかし飛びなど遠目の対空に有効。
- ヒット時の硬直差が良いのでコンボにも使える。ガードされると不利。
- 屈強K
両足を揃えて水面蹴り。
- ありそうでなかったベガの大足(ホバーキックは特殊技に変更)。
- リーチは非常に長いが、発生が遅め。
- ジャンプ中P
空中で斜め下方向にパンチ。
- 特殊技のヘルアタックの起点となる技。空対空で使う。
投げ技†
- 前投げ
背負い投げ。『ストⅡ』等の時代を思わせるモーション。
- 中央では起き攻めがつかないが、端では前ステで+2を取れる。
- 体感調整ができるなら歩き柔道ならびにシミーも可能なので優秀な部類。
- 後ろ投げ
足で打ち上げ、背中側に落とす。『ストEX』シリーズでのみ使用していたレアな後ろ投げ。
特殊技†
- サイコハンマー
両掌を組んで叩きつける。
- 中段技。例によってドライブラッシュから出せばヒットで屈中Pが繋がりコンボ始動可能。
- 持続当てすればノーゲージでもコンボの始動にできる。
- 空中ヒットさせると地面バウンドを誘発し、そこからさらに弱バックフィストやサイコクラッシャーなどで追撃可能。
- イビルニー
勢いをつけた膝蹴り。
- ヒットさせて+4、ガードさせて+1の強攻撃。前作スト5における立ち強Kを連想させる技。
- コンボ始動、コンボパーツ、固めなど攻めの要になる。
- ホバーキック
スライディング。従来のベガにおいては伝統的な大足だったが、本作ではクラシック専用の特殊技に。
- かなりのリーチを誇り、移動速度も速いので見切られにくい。
- ド先端をガードさせても近距離-6F以上となって確定反撃を喰らうのでやりすぎは禁物。
- シャドウハンマー
立ち中P>サイコハンマーの中段連係攻撃。
- ヘルアタック
J中Pから反対側の手で2発目のパンチを繰り出す。
- 吹き飛びやられ状態を誘発する。2発刻む関係で地上追撃がしやすい。
- バックフィストやサイコクラッシャー、(画面端なら前強P+弱バックフィスト)で拾えるとベスト。
必殺技†
- サイコクラッシャーアタック
サイコパワーを纏った手を前面に突き出しながら回転体当たり。
- 突進の速度はそこそこ速いが、発生が遅め。特に離れた距離から出した場合は見てからでもガードされやすい。
- 主には単発のダメージ量が非常に高いことを活かし、コンボフィニッシュに用いる技。
- サイコマインを付与している場合、ヒット/ガード時にサイコマインを誘爆させて硬直差が向上する。
- ガードされてもベガ側が先に動き出せるようになり、ガードさせて有利の突進技として活用できる。
- 弱・中版でサイコマインをヒット誘爆させた場合は硬直差が増えて起き攻めしやすくなる程度だが、強版はより高く浮くため弱バックフィストコンボなどで追撃可能。
- OD版でサイコマインをヒット誘爆させると専用の追加モーションで相手を捉え、相手を大きく打ち上げて追撃可能。
- ODサイコクラッシャー自体のダメージは弱~中版の中間から中~強・起爆版の中間程度に向上するが、
現時点では誘爆時にコンボ補正が重なって乗るということはなく、ベガの高火力コンボにおける要となる。
- ダブルニープレス
前方宙返りしながら相手に飛びかかり、相手のダブルニー(両膝)をプレスする(踏みつける)技。
- 従来では溜めを要する技だったが、今作では236コマンドの技に変更(モダンタイプでコマンドが被らないようにするため?)。これに伴い、地上戦にこの技を取り入れやすくなっている。
- めり込まなければ反撃を受けないため、各強度を使い分け的確に先端当てを押し付けていくのが非常に有効。
- 浮いているモーションの関係で下段系の技を喰らいにくい。
- カウンターで立ち弱K、パニッシュカウンターでしゃがみ中Pにコンボとしてつながる。特に強版にはコンボ補正が一切ないため、この技のカウンター/パニッシュカウンターからのコンボは大ダメージが見込める。
- バックフィストコンボ
裏拳→ボディブローのコンビネーション攻撃。
- 相手にヒットすると「サイコマイン」を植え付ける。
- サイコマイン付与時の相手にヒット・ガードさせると誘爆させる。
- 弱・中版でサイコマインをヒット誘爆させた場合は、前ステ2回で有利+4F、画面端で安全飛び可能となる。強版はより高く浮くため弱バックフィストコンボなどで追撃可能。
- OD版は相手を叩きつけて浮かせる三段目が追加されるが、隙も増大し、サイコマイン付与時にガードさせても不利になる。
- 付与したサイコマインは相手から攻撃を受けるか、相手にSAを当てると無効化・消滅してしまう。
- シャドウライズ
高く飛び上がる。
- この技から、下記するヘッドプレスかデビルリバースに派生可能。
- 通常版シャドウライズからでもOD版の派生技を出すことが可能。ODシャドウライズからの場合、派生技でドライブゲージは消費しない。
- OD版のみジャンプと同様跳躍前に投げ無敵があるが、リバーサルで通常投げを避けてもヘッドプレスすら確定しない。
- ヘッドプレス
真下に降下し、相手の頭を踏みつける。
- 通常版はヒットすると跳ね上がる。跳ねた際には移動する方向を左右に制御でき、下記するサマーソルトスカルダイバーに派生可能。
- OD版はヒットすると専用のモーションに移行。ガードされた場合でも至近距離でガード硬直差有利を取れる。
- サマーソルトスカルダイバー
サイコパワーをまとった手を前方に突き出しながら飛び掛かる。
- ヘッドプレスがヒット/ガードした場合のみ派生で出せる技。
- 相手がいる方向に振り向く性質がある。
- デビルリバース
身体を逆さにしながらサイコパワーを纏った手を出して降りていく。
- 技を出した瞬間にキー入力で左右方向への制御ができ、後ろに倒せばほとんど前進せず、前に倒すと大きく前方に飛び出す。
- サイコマイン誘爆技。
スーパーアーツ†
- ニープレスナイトメア
ダブルニープレスを3回繰り出した後、顔面も踏みつける。
- ベガにとっては貴重な無敵技。
- 発生+10Fであることと、決めた後に起き攻めができないのがネック。基本的にはリーサルか、どうしても厳しい時の切り返しに使う。
- サイコパニッシャー
ヘッドプレスのモーションで前方に大きく飛び、降りた先で衝撃波を放つ。衝撃波が当たると、相手を捕まえてサイコパワーによる一撃をお見舞いする。
- キー入力で降りる先の制御が可能。
- 遠距離にいる相手への反撃や弾抜けに使える。…と言いたいが、発生が非常に遅いため見てから抜ける手段としては非常に使いにくい。
- JPのヴィーハトやSA2(ラヴーシュカ)、ラシードのSA2(イウサール)などの無責任発動を始めとした、ピンポイントの対策に用いたい。
- バーンアウト中の相手には前入力版での裏周りで崩しに行くことも狙えるかも知れない。
- アンリミテッドサイコクラッシャー
強力なサイコクラッシャーを放ち、当たると相手を捕まえて地面に叩きつける。
CA時は相手の腕の上にベガ立ちを決めた後、地形を削り取るほどの強力なサイコクラッシャーアタックをぶちかます内容に変更。
- 主にはコンボの〆、リーサルに用いる技。
- 決めた後に起き攻めができないのはネック。
- 弾抜けや割り込みにも使えなくはないが、見た目ほどリーチが長くないので過信は禁物。
フレーム†
フレーム表(公式サイト) https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/vega_mbison/frame
立ち回り†
コンボ†
基本コンボ†
その他コンボ†
- 屈中P+cラッシュ4強K→立中P→屈中P+cラッシュ4強K(4溜め開始)→立中P→屈中P+中サイコクラッシャー+SA3
セットプレイ†
- 弱バックフィスト〆=+24F
- 中バックフィスト、SA2〆=+23F
- 強バックフィスト〆 = +31F
- (マイン有り)通常バックフィスト、弱/中サイコクラッシャー:ガード=+6F
- (マイン有り)ODサイコクラッシャー:ガード=+10F
- (マイン有り)弱/中バックフィスト:地上ヒット=+42F
- 画面端で安全飛び可能
- →前ステップ×2 = 近距離+4F
キャラ対策†
ベガ対策†
コンボトライアル†
攻略サイト等†
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